動画を作成したら、集客とSEOのためにやること

公開日:2009/2/24
執筆者:sugane

動画を使った集客やSEOを考える場合、自分のブログやウェブサイト内で完結するのではなく、ソーシャルメディアを視野にいれて行うべきです。

その場合ポイントとなる考え方は以下の2点です。

1. ヴァイラル・マーケティング (口コミマーケティング)

2. シンディケーション(多方面配信)

上記の2つのポイントを念頭において、集客とSEOのために動画を使ってできることをみてみましょう。

STEP① ブログやウェブサイトにアップする。

動画を作成したら、自分のブログやウェブサイトにアップするのはまず基本です。
その際に、SEOを意識して行うことは以下の3点。

1. キーワードを意識したタイトルを書く。

2.ビデオサイトマップを作成して、Googleに送信。(WordPressを利用している場合は、ビデオサイトマップを生成してくれる、FLV Embedというプラグインが便利です。)

3.ソーシャルブックマークしてもらいやすいような、ヴァイラルな動画を作成しておくと、後々有効です。(STEP④で詳しく書きます。)

STEP② ビデオ共有サイトに投稿する。

自分のサイトだけでなく、Youtubeやニコニコ動画をはじめ世界中に多数存在するビデオ共有サイトにも動画をアップロードします。一つの動画を多方面で配信(シンディケーション)することで、「露出」が増え、ブックマークや被リンクをもらえる機会が増します。

また、同じ動画でも、各動画サイトの投稿ページは別のページとして検索エンジンに認識されるので、その分SERPsに登場するチャンスも増します。

この際、注意するのは以下の3点です。

1.商用コンテンツ不可の動画サイトもあるので規約の確認が必要。(例えばYoutubeは商用コンテンツOK。ニコニコはダメ。)商用コンテンツが不可の動画共有サイトの場合は非商用の動画コンテンツを作成して、ブランディングやサイトへの誘導を促すなどの工夫が必要です。

2.「動画共有サイトの一覧」などを参考にして、保有する動画コンテンツにマッチした動画共有サイトを選ぶ。

3.動画共有サイトに動画を投稿する際も、投稿ページのSEOを意識する。鈴木さんの「SESシカゴから学ぶYouTube SEO」が参考になります。

STEP③ ソーシャルコミュニティでシンディケーションする。

MixiFacebookMyspaceなどのコミュニティーサイトにも動画をアップすることが出来ます。

これも、ビデオ共有サイトに投稿するのと同じく、「露出」を増やすことが目的です。

これらのサイトでは動画を直接アップすることも出来ますし、Youtubeなどにアップした動画を貼り付けることも可能です。

STEP④ ヴァイラル化を狙う。

ヴァイラルな動画コンテンツを作成するとどのようなことが起こるのか。

1.自サイトにアップした動画を見た人が、その動画を気に入ってくれた場合、その動画ページをソーシャルブックマークしてくれたり、そのページに直接リンクをしてくれたりします。→そのページのページランクが上がり、SERPsに登場する可能性が高くなります。また、ソーシャルブックマークからのアクセスが見込めます。

2.動画共有サイトの動画を見た人が、その動画を気に入ってくれた場合も、その動画ページをソーシャルブックマークしてくれたり、そのページに直接リンクをしてくれたりします。→そのページのページランクが上がり、SERPsに登場する可能性が高くなります。また、ソーシャルブックマークからのアクセスが見込めます。

3.ソーシャルブックマーク内で人気の投稿になると、ソーシャルブックマークの投稿ページ自体もSERPsに登場する可能性が出てきます。

つまり、ヴァイラルな動画コンテンツを作成し、STEP①~STEP③のシンディケーション(多方面配信)を行うことで、自サイトの動画ページ、動画共有サイトの投稿ページ、ソーシャルコミュニティ内の動画投稿ページ、ソーシャルブックマークの投稿ページの4方面でアクセスが行き来することになり、また、それぞれの動画投稿ページがSERPsに表示される機会があるのです。

まとめ

一般的な商用の動画(ヴァイラルでない)でもSTEP①~③を行うだけで、かなりの露出になります。「自サイトだけでなく、動画共有サイトの投稿ページやブックマークページも検索結果に表示される」ということがポイントです。

さらに、ヴァイラルな動画コンテンツを作成することが出来れば、STEP①~③の価値がさらに高まります。

以下の、ヴァイラル動画、ヴァイラルコンテンツに関する記事を参考に是非トライしてみてください。

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