SEOを意識したタイトルで気をつけること

公開日:2010/2/10
執筆者:渡辺 友太

タイトルのSEO対策はユーザと検索エンジン両方を意識

SEO対策においてタイトルは検索エンジンとユーザの両方を意識して
考える必要があります。なぜならタイトルは検索エンジンだけでなく、
検索するユーザに対してもページの内容を伝える役割があるからです。
titleタグは検索エンジンがページの内容や特徴を判断する、
重要な要素の1つのです。当たり前ですが、
タイトルにターゲットキーワードを含ませることはSEO対策の基本です。
また、タイトルは検索結果に表示された時に、
ユーザがクリックしてアクセスするかどうかの大きな判断基準となります。
上位表示するためだけでなく、ユーザの目に留まる、
ユーザがアクセスしたいと思うようなタイトルを付けることも大切です。

今回は、ページタイトルを付ける際に気をつける事として、

  • キーワードの繰り返し
  • 長すぎるタイトル
  • 意味が通じないタイトル

の3つについて、まとめました。
ついついやってしまいそうな事や気づきにくい点もあるので、
基本に立ち返りタイトルの付け方を再確認したいと思います。

キーワードの繰り返し

タイトルの中でキーワードを繰返す回数は多くて2回まで。
むしろ自然にページ内容を表すタイトルを考えていれば、
キーワードを3回以上含むタイトルにならないはずです。
キーワードの繰り返しは、検索エンジンにスパム判定される可能性もあり要注意。

同一キーワードを2回含む例としては、タイトルの構造が、
“ページタイトル | サイト名”のような場合が挙げられます。
ですが、このような場合は同一のキーワードを繰り返すのではなく、
タイトル構造を利用してキーワードのゆらぎに対応することをお勧めします。
たとえば、ターゲットキーワードが”引越”だった場合。
ユーザが引越に関して検索する際のキーワードは次の3つが考えられます。

  • “引越”
  • “引越し”
  • “引っ越し”

この場合、タイトル内で、”引越”を2回使うのではなく、
サイト名に”引越”、ページ名に”引っ越し”を使うことで、
キーワードの繰返しを避けられるだけでなく、
2つのキーワードに対応できます。
ゆらぎのあるキーワードは日本語に多く存在します。
たとえばこのパラグラフで繰り返し使われている、”繰り返す”もそうです。
上位表示したいキーワードのゆらぎがあるかどうか、
一度確認してみてはいかがでしょうか。

長すぎるタイトル

長いタイトルをつける場合は注意が必要です。

検索結果を見るユーザのためにも、簡潔で分かりやすいタイトルを付けるようにしましょう。
特に、このページで何ができるのか、何を知ることができるのか、
何が買えるのか、など、ユーザの意図や目的を表すタイトルをつけると、
検索結果でクリックされやすくなります。

また、検索結果において長すぎるタイトルは全部表示されず、
最後の部分が “…” で省略されてしまいます。
省略されることで、ページ内容が分からなくなってしまうといけないので、
重要なキーワードやフレーズ、ページ名は出来るだけ先頭に持ってくるべきです。
最低限ページタイトルはすべて表示されるようにしましょう。

最後に、どうしてもタイトルが長くなってしまう場合。
その際は、検索結果での見栄えにも注意を払いましょう。
長いタイトルは一目で内容を把握しずらく、
検索クエリー部分が太字表示されていると、
さらに分かりずらくなる場合もあります。そこで、このような場合は、
“()”や”[]”,”|”,”>”,”:” などの区切り文字を使うといいでしょう。
タイトル中の語句や文章の切れ目が分かりやすくなりますし、
“()”や”[]”を用いることで特定の部分を目立たせることも可能です。

意味が通じないタイトル

ページにつけるタイトルが決まった後、改めて先頭から読んでみてください。
意味は通じますか?読んでみて違和感がある、
不自然な語句の並びがある、
というようなことはないでしょうか?
先頭から読んでいき、自然と意味を理解できるタイトルの方が、
ユーザに理解されやすいしクリックされやすいのはもちろんです。
また、読んで感じる違和感や、不自然な語句の並びは、
キーワードの詰め込みやページに関係ない語句を
タイトルに含めた場合によく起こります。
タイトルに問題がないか再度チェックしてみましょう。

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