SEO対策に強いサイトをつくるポイント 後編

公開日:2010/8/31
執筆者:清水 隼斗

いつもお世話になっております。
清水です。

前回に引き続き、「SEO対策に強いサイトをつくるポイント 後編」を書きたいと思います。
後編の項目は以下の通りです。

  • コンテンツの区切りを小まめに分け、追加や移動などをしやすくする
  • サイトマップでページのURLを表記する
  • url にキーワードを入れる
  • ***.html?=### というような強引なリライトは行わない方がいい?

コンテンツの区切りを小まめに分け、追加や移動などをしやすくする

これはキーワードや文章やフレーズの評価ために必要だと考えています。
どうしてコンテンツの単位・区切りをつけた方がいいのか、、というお話。

ヘッダーやフッターとの区切りがないサイトは枝ページの評価に関わる?

どのようなサイトでもヘッダーやフッターなど、全ページに共通するコンテンツ部位があると思います。
システムでは、それらをタグの区切りでしか判定出来ないモノとして考えています。
日本語の一致だけで判断はしていないように考えています。

また、見出しタグばかりでは評価されない、リストタグだけでも評価されません。
適切なコンテンツ部位が必ず存在するのですが(全ページを通しても重複しないコンテンツ)、それらをうまく区切ることで、区切っているコンテンツ部位でのキーワードや文章の評価などがあると考えています。
それは、見出しタグで使われている文章やキーワードとコンテンツで利用されているキーワードの一致など、要所要所で評価につながっていると考えるためです。

また、全ページに共通するリンクなどは抽出されて、外部リンクとしての評価に影響するようです。
単にリンクが共通しているのか、たまたま同じコンテンツなのか、それらの判定にも影響するような気がします。
コンテンツの区切りがはっきりしないサイトはなかなか検索エンジンに引っかかりにくいように見受けています。
逆にそれらを守ることで、ペラページでも検索エンジンに引っかかるように見受けています。

余談かも知れないのですが、コンクリートというCMSを触る時、コンテンツの区切りがないような感じでテンプレートをつくると、面倒なことになったりします。
システムでは必ず html タグで判定する部分があると思われる、、、というところでしょうか。

兎角、そのために、コンテンツの区切りは枝ページの評価やキーワードやフレーズの評価に影響するというように考えています。

サイトマップでページのURLを表記する

これはもう言わずと知れたことのように思います。

※サイトマップ – ウェブマスター ツール ヘルプ
http://www.google.com/support/webmasters/bin/topic.py?hl=jp&topic=8476

yahoo も google も公言していますし、、内容は割愛させて頂きます。

url にキーワードを入れる

これは単に、 url も検索対象に入っていますので、、という感じです。
ただ、アルファベット読みに対応していない日本語が多いです。
例えば、、
「SEO対策」⇒「seotaisaku.html」
としても、「対策」の部分は評価されません。

それらをフォローしたくお考えでしたら、
「SEO対策」
に強くするために、
「seo.html」
のようにすることがベストと思われます。
全く対応してないことなどもあるので、サイトの設計段階であれこれ考えて url とキーワードをつくるとベストです。
ただ、そこまで大きい要因かどうかは分かりません。

***.html?=### というような強引なリライトは行わない方がいい?

掲題のケースは拡張子を「 html 」に変化させたことを想定したリライトを言っています。
ワードプレスのようにリライトをするとベストなのかも知れません。

http://www.***.com/テスト

というようなリライトです。
これはプログラムに少し記述を加え、 htaccess を利用してリライトをする(ことが多いと思う)のですが、これは意外とサーバーに負荷がかかるようです。
サーバーの利用環境によっては、やはり無理がきそうなリライトはやめた方がいいと考えます。

ページのリクエストに対してのレスポンスが遅いと、検索順位に影響するであろうことは周知の通りです。
また、ページが重いのはユーザーに優しいサイトではないと思います。

そのため、リライト云々というところについては、あまり強引な事はしない方がいいと考えています。

まとめ

今回の内容でぼくが個人的に最も声を大にして言わせて頂きたいことは最初に書いた「コンテンツの区切りを小まめに分け、コンテンツの追加や移動などをしやすくする」です。
これは、前編で書いた「キーワードはメジャーなモノからマイナーなキーワードまでを入れましょう」にも通ずる施策内容にように考えています。

サイトをつくる上で最も難しいことだと常々思うのですが、ここは時間をかける必要があるところだと考えますので、是非意識してみて下さい。

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