Google AnalyticsからAdWordsを分析する場合の注意点

公開日:2010/4/28
執筆者:阿部 圭司

以前にAdWordsをGoogle Analyticsで分析する方法という記事を書き出しました。

この記事で書き出したように、AdWordsとGoogle Analyticsをリンクすると様々な恩恵を受けることができますが、デメリットもありますので書き出します。

AdWordsで部分一致を使用している場合

Google Analytics内のAdWordsメニューからキーワードを分析する場合、AdWords側に登録されているキーワードしか表示されないことはあまり知られていないようです。

つまり、AdWords側に【リスティング広告】という部分一致のキーワードを登録している場合に、【リスティング広告代理店】というキーワードで検索をかけたユーザーがAdWordsをクリックしサイトに流入した場合でも、Google Analyticsで見た場合の流入キーワードは【リスティング広告】と書き出されてしまうことになり、正確な流入キーワードを取得することはできません。

※AdWords側に【リスティング広告代理店】と入札されていない場合の話です。

AdWordsの流入キーワードを把握する方法

Google Analyticsで正確な流入キーワードが取得できなくても大丈夫です。AdWordsの検索クエリレポートを使用することで、ある程度正確な流入キーワードを把握することができます。

adwords
AdWordsにログインした状態で、レポートタブ内のレポート、その中の[検索クエリの掲載結果]にてある程度正確なクエリのデータを取得することができるようになります。

しかしながら全てが正確なわけではなく、ある条件内では「その他の検索キーワード」としてまとめられるので要注意です。
※この程度は許容範囲内ですけどね♪

Google AnalyticsからAdWordsを分析する場合の注意点:まとめ

Google AnalyticsとAdWordsをリンクさせることにより、様々な恩恵、及びデメリットがありますが、双方をある程度使いこなせれば、デメリットをデメリットとして感じることはなくなります。

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