続:リスティング広告代理店の選び方

公開日:2010/1/15
執筆者:阿部 圭司

以前、リスティング広告代理店の選び方という記事を書かせていただきましたが僕の周りでもかなり反響がよく、参考になったなどのお話を頂きまして、記事を書いた当人としては非常にありがたいことでした。

そんな中、もう少し具体的に掘り下げてリスティング広告代理店の選び方の続編として書き出させていただきましたので、ご参考になればと思います。

続:リスティング広告代理店の選び方

  1. 土日や年末年始などの連休時の対応について
  2. 時間帯での広告出稿量変更の対応について
  3. 最低広告予算、裏側の事情

土日や年末年始などの連休時の対応について

商材によっては土日での広告配信停止や特定の曜日などに受付をしていない場合などもあるかと思います。そういった場合にどのように対応可能なのか?予め確認しておくことで後のトラブルを防ぐことが出来ます。

特に年末年始やゴールデンウィーク時での対応などは予め確認しておきましょう。

時間帯での広告出稿量変更の対応について

AdWordsでは広告配信の曜日、時間帯に強弱をつけて配信する機能が予め備わっていますが、スポンサードサーチの場合は備わっておりません。その為、時間帯での出稿に強弱をつける為には別途システムが必要になってきます。

小さい代理店ではそういった特殊なシステムを扱っていることはあまりありませんが、そういったシステムを利用した場合、どの程度の費用が追加でかかるのか?なども含めて聞いてみましょう。

最低広告予算、裏側の事情

最低広告予算の話は以前の記事でもしていますが、今回はその裏側の事情を通して考えてみましょう。

まず、月額最低広告予算が30万円からのリスティング広告代理店A社と、10万円からのリスティング広告代理店B社で質が良いのはどちらでしょうか?

リスティング広告月額広告予算
正解はありませんが、使用できる予算で物事を考えるとうまく行きます。

まず、自社の月額広告予算が30万円の場合、大抵の方がA社にお願いしたいと思っているのではないでしょうか?

それは30万円からしか受け付けていないので、それなりの技術と知識を持っているのではないか?B社よりも優れた施策をしてくれるのではないか?というのがおおよその見解かと思われます。

しかし、一見見方を変えてみると、30万円からしか受け付けていないA社のクライアントになるということは、一番最低額での施策をお願いするということになり、あまり重要でないクライアントとなってしまう場合があります。

ところが10万円から受け付けているB社のクライアントになるということは、必然的に30万円のクライアントの重要度は高まります。

このように考えると、A社にした方がよいのか?B社にした方がよいのかが分かりやすいですね。

※だからといってA社の施策が適当だという話ではありません。

続:リスティング広告代理店の選び方:まとめ

これらのことを踏まえて、リスティング広告代理店を選んでゆくと、トラブルも少なく、良い施策にめぐり合えると思います。

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