スパムかどうかを yahoo.com のバックリンクで調べる
最近これからSEOをどこかに依頼しようかと検討している、もしくは既に依頼している方から、 「この手法は大丈夫なんですか?」 とか、 「この会社に依頼しようかと思ってるんですけど評判どうですか?」 などといった相談を受けることが多くなってきたので、危ない手法を取っていないかを見極めるための方法を紹介しようと思います。
スパムが心配な方は検討中もしくは既に発注している会社がどのような手法を取っているのかを以下の方法で調べてください。
スパムかどうかを判定するための3ステップ
1. 会社のサイトを見て、その会社が運営しているサイトのURLか、事例として掲載されているその企業のクライアントのURLを調べます
2. link:調べたURL で yahoo.co.jp と yahoo.com の両方で検索してください
3. 以下に該当するリンクがないかを確認します
・ブログへのコメントスパムによるリンク
・ワードサラダ(自動で単語を組み合わせてコンテンツを生成する方法のことです)やRSSの自動収集などによって作られたサイトからのリンク
・アクセス解析をはじめとしたツール・ブログパーツなどに埋め込まれた隠しリンク。
noscriptや、極小の画像などを使ってリンクがされており、見えないようになっています。ブラウザの 「表示 → ソースを見る」 などでURLを探すと確認できます。ブログパーツなどできちんとリンクのテキストが表示されているものは問題ないかと思います。
以上3点は特に危険性が高くて、近いうちに効果がなくなりそうな方法だと個人的に考えているものを列挙してみました。なお、効果がなくなると長いこと言われ続けているような気ますが、今のところはいずれも効果がないとは言えない残念な状態です。
yahoo.co.jp だけでリンクを調べても判別できず、 yahoo.com のほうで調べることではじめてブログのコメントスパムをしていることを発見できることも多いので、両方で確認してみることをお勧めします。
- カテゴリ:SEM/SEO 全般タグ: SEO, スパム