検索キーワードを意識したコンテンツはヘタレブロガーにも有効
はじめて書きます。ちょっと気楽な話を、、、、自戒と自己満足を交えてお話してみます。
僕はブログを書くのが苦手だ。更新も滞りがちで、今は、もうここ数カ月、自分のブログを更新していない。
いわゆる「ヘタレブロガー」なので、毎日、毎週ブログを更新できる人を見ると、うらやましくなる。
書けないときは、まったく書けなくて、その書けないということが、また自分を落ち込ませる。
ブログは自分の分身でもあるから、「うーむ、おれってなんてダメな人間なんだ」と思ったりする日々が続く。
そのせいで、ご飯が食べられなくなる、というわけではないが、ふとした時に、「あ、ブログ更新していない」と思うと、そのまま奈落の底に気持が落ち込んでいく。
そういう状態だから、アクセス数も、更新しないとダメダメになっていって、さらに、僕の弱い心をへたらせる、、のだろうか?
ところが、そこはそうではない。アクセス解析のデータを見ると、少し元気になる。
「ま、いっか」と思えてくるのだ。
図のデータが僕のヘタレ具合をあらわすはずの、アクセスデータなのだが、2006年4月から今まで、まあ、大きな視点で見れば、あまり極端には減っていない。増えていないのは問題だが、ここしばらく、図のグラフの右側4分の1ぐらいは、あんまりまじめに更新していないが、それでもアクセスは続いている。
(一時的な山はヤフーのトピックスにリンクを張られた際のものなので異常値)
オレンジ色の線は、新規セッション率だが、これも更新頻度と関係なく、減ったりはしていない。(いずれも、具体的な数値は、恥ずかしいので勘弁)
僕はサッカーのブログを書いている。最初のブログ(すぐにやめた)を書き始めた時は、頭が「フロー」だった。
つまり、日々起こることを追いかけて文章を書こうとしていた。しかし、これはまったく続かなかった。
日々書いて、日々反応を気にすると、次が思うように書けない。それでもがんばって書こうとする、一日たち、一週間がたつと、いまさら何が書けるんだ、と落ち込んでしまう。
ある日、僕は頭を「ストック型」に入れ替えることにした。そして、一つだけ、検索キーワード=サッカーの選手名、監督名 を意識して書いていくことにした。サッカーの分野では、検索キーワードから見ると、サッカー選手や監督が比較的検索数が多い。そして、濃い人がアクセスしてくれる。
コンテンツはストックで考えて、検索キーワードを、見出し、本文、リンクなどにちょっとだけ意識する。
日々の出来事を追うのはやめて、書きたいときに書きたいとことを書く、というスタイルにして、内容を比較的時間がたってもなんとかなる、蓄積しても大丈夫型な内容にすることにした。古くても、遅くても、大丈夫、と思うようにした。
これで頭が切り替わって、そして心が少しやすらかになった。
「ああ、僕の書くものなんか誰も読んでないよ」は、その通りなのだが、「でも、検索にひっかかれば、ある日誰かが読んでくれるかも」になった。
そして「検索結果に出れば、結構、昔の記事が読まれるものなんだな」に変わっていく。
「SEOの人」なんだから、そんなこと当たり前だ、と怒られそうだが、やっぱり人間、体験してみて激しく実感することもある。
一番、体で覚えたのは、自分がブログを更新する時計と、読んでくれる人の時計は、まったく別世界で時を刻んでいる、ということだった。
もうひとつ、コンテンツがそもそも、検索キーワードを軸に組み立てていれば、それほどSEOのテクニックを気にしなくても、大丈夫だ、ということ。
ある日、バルセロナのイニエスタという選手が、僕のブログのアクセスデータの検索キーワードのトップに躍り出る。
この選手がチャンピオンズリーグの大事な場面で、感動的なゴールを決めたからだ。
でも、そのアクセスを呼び込んだ記事は、そのずっと前、1年以上前に書いた記事。
気がつくと、検索の上位に表示されていたらしい。僕は慌てて、記事の最後に、少し今の状況を付け加えて、関連記事を付け足す。そうすると、少し直帰率が改善する。
(余計な話だが、ブログの古い記事から新しい記事にリンクを張ると意外にSEO効果は高い)
ダメなブログを例に出して説明するのもなんだが、ダメなりにSEOを意識しすると、この程度にはできる。
そもそも、コンテンツを設計する一番最初から、検索キーワードを意識して取り組むのは、だからとても有効だ。
うまくいけば、何年も前のコンテンツが、ずっとアクセスを呼び込む力になって、アクセス解析のデータで、元気になることができる。
- カテゴリ:SEM/SEO 全般タグ: SEO, アクセス解析, コンテンツ設計, 検索キーワード