お金を払って「SEO」しているのにッ!?
Sphinn Japan Blogにこんにちわ
はじめまして、ペペロンチーノと申します。
個人でSEMコンサルティングをさせていただいているものなのですが、この度「SEOブログ」を運営している「Cyberture」さんにお誘いいただきまして、こちらで記事を投稿させていただくことになりました。
以前に、「Sphinn Japan」に投稿させていただいたこともあるのですが、僕はこの「Sphinn Japan」が本来持っているであろうスペックを出し切れていないと考えています。もっともっとディスカッションが盛んでなくては意味がないと。
それと言うのも、「Sphinn Japan」というものが、日本の政治に例えると「自民党」の様になってしまっているからだと感じています。僕は、良い意味で、「民主党」の役割を「Sphinn Japan」で演じていきたいと考えておりますので、どうぞ、宜しくお願いいたします。
SEOに携わっていて、感じた素朴な疑問
さて、以前から漠然と感じていることがあります。
「どうしてSEO(検索エンジン最適化)にお金を払うのでしょうか?」
これは、検索エンジンを使用して検索をした際に、上位に自分のサイトを表示させたいという根本の需要が存在しているからに他なりません。
この需要を満たす為に、供給サービスが存在しており、ビジネスとして成り立っています。
しかし、このSEOというものは自分・自社でも行うことが可能です。
では、「どうして自分・自社でも行えるものを、SEOサービス提供者にお願いするのか?」しかも、お金を払って!
これはケースバイケースで、様々な要因があると思いますが、大きく分けると以下の4点になると思います。
- ノウハウがない
- 担当者がいない
- 時間をお金で買いたい
- そもそもSEOを理解していない(100%お任せ)
一つ一つ紐解いていってみましょう
「1」・「2」のケースは物理的な問題で、自分や自社内では解決できない為に、アウトソーシングするというこれが一番大きなケースではないでしょうか?
ただ、この選択肢には気をつけなければいけないポイントが2点あります。
まず1点目は、アウトソーシングする以上、コストが発生します。SEOというプロモーションにかかる費用が、その効果から生まれる売上と比べて、費用対効果が合っているのかを算出しなければいけません。
しかし、この算出というのはキーワードのトレンド、主に市場トレンドや消費者トレンドによっても大きく左右され、非常に難解なものにならざるをえません。
僕が過去担当させていただいた個人・企業様は、この算出が甘いと感じずにはいられませんでした。(もし、概算で算出するのであれば、最もネガティブな数字で考慮すべき!)
もう1点は、アウトソーシングをするということは、いくら時間が経てども一向にSEOのノウハウが自分・自社に蓄積しないということです。
あくまでSEOを「広告」と割り切っているのであれば、この点を追及する必要はないかもしれませんが、もし仮にそうであるとするのであれば、先に挙げたもう1点の費用対効果は、よりシビアに考える必要が生まれます。
「3」のケースは、「1」のSEOノウハウは持っているけれども、そのノウハウを発揮する為の時間がない、つまり「2」の担当者がいないということに近いケースかもしれません。
しかしながら、「SEOのノウハウを持っている」というところが非常に大きいと思います。逆に考えると「SEOのノウハウを持っていない」とい方は、アウトソーシングをすることで、作業分配をしているだけで、そもそも「時間をお金で買う」ということは出来ないということになります。
「4」のケースは、論外です!w
笑い話ではなくて、案外こういったクライアントが多いのが現状です。それと言いますのも、SEO自体が奥が深く、単純に理解できるものでもないと感じているからです。
現に、SEOを商品として取り扱っている大手広告代理店さんと、何度もお仕事をさせていただいたことがあるのですが、この方々の上っ面の知識には正直驚愕しました。
こういった方々が、「SEO」というものの広告塔になっているわけですから、「胡散臭さ」、「詐欺臭さ」といったものが、SEOのイメージとなってしまっているとしても仕方のないことなのかもしれません。
「Sphinn Japan」を通して、少しでもこのイメージを払拭出来れば良いなと思っていたりもします。
言いたい事はとってもシンプルです
さて、長々と書いて何が伝えたいかと申しますと、お金を払ってSEOというものを行う前に、時間というコストを使って自分・自社なりにSEOをトライをしてみて欲しいということです。
「お金は1円も払うな!」と言っているのではなく、「お金を払うのであれば、それ相応の姿勢を示せ!」と言っているのです。
もしも、自分・自社でSEO施策した結果、検索ランキングが下降したとするのであれば、その行った施策を自分・自社の虎の巻に記述し、決して行ってはいけない施策と、子々孫々に伝えていけば良いのです。
検索ランキング自体はマイナスですが、この経験は決してマイナスにはなりませんし、むしろSEOに関する経験スキルが向上することを加味すると、プラス要因です。
SEOに限った話しではないですが、Webのプロモーションに終わりはありません。
永遠と改善を繰り返し、研磨し続けるしかないのです。
だからこそ、勇気と自信を持ってトライしていただきたいと思うのです。
時間は確かにコストですが、SEOを行おうとするその姿勢はノーコストです。
そして、その姿勢こそが一番大事なのではないでしょうか?
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