日本ではグーグルよりもヤフー!?
世界の検索エンジン市場において、Googleの勢力がYahooの勢力を追い抜いてから数年経ちますが、日本ではいまだにヤフーの勢力が強い状態です。
日本においても近いうちにGoogleがヤフーを抜き、ヤフーが衰退していくのではないかと言われていますが、いまだその兆候は見られません。
検索シェアではなく各検索エンジンからの流入数や個人的な感覚だと、1、2年前と何ら変わることなく、「 ヤフー > Google 」という図式のように感じます。
下図のうち、上の3つが業種の異なるサイト3か月間のYahoo、Google経由のアクセス数で、4つ目が私が管理しているSEO対策サイトのアクセス数です。(広告経由のユーザーは含まれておらず、単純に検索ユーザー数のみのデータです)
比較として1年ほど前のおなじく3カ月分のデータも載せておきました。それぞれの値は大きく異なりますので、GoogelとYahooの割合をご覧ください。
※クリックで大きな画像で確認できます。
図を見ても分かるとおり、取り扱う業種によってYahoo、Googleの割合は異なりますし、それぞれのサイトの検索エンジンごとのインデックス数や順位によってもアクセス数は大きく変わります。
また、独自ドメインブログを導入しているサイトの場合もこの割合は大きく変わってきますし、これを元にGoogleよりもヤフーの利用者の方が多いとは言い切れません。そもそもこのデータだけではサンプル数が少なすぎます。
しかし、1、2年ほど前に良く言われていた「Googleがヤフーを追い抜き、突き放していく」といった状況にはなっていないように思いますし、今後も日本においては外的要因による大きな変化が起こらない限り、大きくシェアが変わることは無いように感じます。
確かにGoogleは優れた検索エンジンですし、私が検索として利用する場合にはほぼ100% Googleを使っていますが、それでもブラウザのホームページはヤフーです。
Googleに比べ非常に重いヤフーのトップページですが、「ニュース・天気・テレビ番組表」などへのリンクがあるという便利さから、結局はヤフー+Googleツールバーになってしまっています。周りを見てもYahoo!をホームページに設定している人は非常に多いです。
普段Googleに接する機会が多い立場の人たちが、ヤフーを利用しているのですから、普段Googleに触れる機会の少ない人たちが多い日本において、Googleがシェアを大幅に拡大することは難しいのかもしれません。
これは中国や韓国においても同じ事が言え、世界の検索エンジンシェアとそれぞれの国の検索エンジンシェアが同調するとは限らないのが現実です。
[調査] 日本の検索エンジンシェア 2008年4月 – ニールセン・オンライン調べ-SEMリサーチ
※アクセス解析にはGoogle Analyticsを使用しています。
Yahoo!、Googleどちらも重要
私が普段接する方の中には、ヤフーの順位のみを気にかけている人が多く、そういった方に検索順位アップのみを目的としたSEOでは成果が上がりにくくなっている事を理解して頂くことは非常に難儀なことなのですが、ヤフー利用者が多いからと言って完全にヤフー向けのサイトにして良いという事ではありません。
ヤフーのしかも単一キーワードのみに絞ったSEOをしている方もいるようですが、これではYSTのアルゴリズム更新や何かしらの大きな変化があった際にアクセス数が一気にゼロに近くなる事も考えられます。
ロングテールキーワードからの流入により、日々のアクセス数が安定するように、Google・ヤフー双方からのアクセスを確保する対策をしておくことで、どちらかの順位が大幅に下がった時のリスクヘッジとなります。
どちらからのシェアが10%を切るような状況であれば、どちらかに偏った対策をする事でより成果を上げることも可能でしょうが、現在の日本においてはどちらの検索エンジンも無視できない状態と言えます。
Googleでは上位表示を達成しているのにヤフーの順位が上がらない場合、「そのうちGoogleがシェアを拡大するからこのままで良いや」と放置せずに、現在の状況も受け止める必要があります。
今後逆にヤフーの勢力が増大しないとも言い切れないのですから。















