リスティング広告で成果を上げる為の5大要素

公開日:2010/3/10
執筆者:阿部 圭司

先日、SMX West 2010のリアルつぶやきをアユダンテ株式会社のtwitter公式アカウントが行っていた際に非常に興味深いつぶやきをされていましたので、それを元に私のほうで独自に”リスティング広告で成果を上げる為の5大要素”を書き出してみたいと思います。

※アユダンテ株式会社のつぶやきはこちら
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リスティング広告で成果を上げる為の5大要素

  1. キーワードの選定力
  2. センスのある広告コピー作成力
  3. アカウント設計力
  4. AdWords/Yahoo!リスティング広告のシステム理解力
  5. LPO分析判断能力

キーワードの選定力

リスティング広告はキーワード選びの重要度が非常に高いです。
どのようなキーワードを選ぶのか?などは勿論の事、どのようなキーワードを主戦力とし設定するのか?どの程度まで訴求対象と入れるのかなど、キーワードごとに重要度の設定をしっかりと行わないと、行き当たりばったりの施策になってしまいます。

センスのある広告コピー作成力

このような見出しで書き出すと”クリックさせる為の広告文テクニック”のことだと思われがちですが、広告文のクリック率を高めるのは簡単です。それ以上に意識の弱いユーザーに向けた広告グループなどでは”無駄クリックをさせないテクニック”も必要となってきます。このあたりの配分が出来るかできないか。結構重要だったりします。

アカウント設計力

私達はアカウント全体での施策を重要度を分けて行う能力を”アカウント設計力”と呼んでいます。個人的にはアカウント設計力の有無で施策の良し悪しはがらりと変わってくると考えています。

キャンペーンや広告グループごとの重要度分け(顕在、準顕在、潜在などへのグルーピング)や限られた予算の中での配分。品質を重視するグループとそうではないグループのグルーピング。これらのアカウント設計をしっかりと行っていると日々のチューニングがスムーズになりますし、予算の調整時にも即座に行動をとることができます。

AdWords/Yahoo!リスティング広告のシステム理解力

施策を行うにはまずそのシステムを詳細に理解していなければなりません。AdWords/Yahoo!リスティング広告の配信システムへの理解や、予算設定によって起こる現象、審査基準やチューニングのタイミングなどは最低限理解していなければなりません。

AdWords/Yahoo!リスティング広告の土俵で相撲(施策)を取るわけですから、システムなどの文句を言う前に相手のシステムを理解して、それに沿うような施策を心がけましょう。特に掲載ポリシーなどは必ず守るようにしなければなりません。

LPO分析判断能力

リスティング広告をどれだけチューニングしても獲得できるコンバージョンはある一定値を超えなくなる場合があります。その際の次の施策はLPOです。コンバージョン率が1%のランディングページを最適化することでコンバージョン率が2%になれば、単純計算でも同じ予算で獲得数は倍増します。

リスティング担当者であればLPOの提案、改善案の提案などを見につけておくことで付加価値になります。

リスティング広告で成果を上げる為の5大要素:まとめ

本日紹介した5大要素を理解して実行することで、よりよい成果が見込まれることは間違いありませんし、どれか一つでも欠けてしまっては本当の意味での最適化は望めません。

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