人様への配慮

公開日:2010/2/17
執筆者:清水 隼斗

いつもお世話になっております。
清水です。

今回の記事は、前回の記事に書いた通り、
『人に対する配慮をする時に、どうやって物事を考えるといいのか』
ということについて、私視点で書こうと思います。

前回記事は検索エンジンに対する配慮、今回記事は閲覧ユーザー様への配慮、という括りのような感じです。

まず初めに、、、

サイトのページやコンテンツを作る時のことですが、、
『良質なコンテンツがあれば、、、』
や、
『画像とテキストを適度に、、、』
というような事はよく聞くことだと思います。
が、ぼくは具体的にどういうコンテンツが良質なのかが未だに分かっていません。

物凄く読みやすい文章、、というけれど、ネットに疎いユーザーに長文を読んで頂こうと思うとかなり大変です。
SEM やサイト制作に身を投じられている方であれば、その大変さは最も知るところのように思います。

これから書くことはあくまで私視点です。
が、色々なところで結果(コンバージョンや数字改善)に繋がったことですので、少しはご参考に頂けるかと思っていますが、通用しないことも多々あるかと思います。
ご指摘などがございましたらご遠慮なく突っ込んで頂けると嬉しいです。

「パッ」と見で分かるインターフェイス

ぼくがいつも提案させて頂いていることとして、
『「ぱっ」と見で、何が言いたいのか分かるコンテンツを作る』
ということがあります。

『何をいまさら、、』
と思われた方もいるかと思います。^^;
ここで言いたいことというのは、EC サイトであれば「売っているモノがすぐ分かる」ということではなく、そのインターフェイスで、「そのモノの活用方法をすぐに想像してもらえるようにする」ということです。

例えば、ソファー。
ソファーだけの写真より、ソファーの回りに家具があれば、ソファーを使っている場を想像することが出来ます。
そして、そのソファーに人が座っていたら、もっと具体的に使っているところを想像しやすくなります。

人様の座る絵までご用意頂いていることですし、この際、スーツを着た人が商談をしているようなシーンをイメージさせる写真を撮ることで、ビジネスの現場や待合スペースにも使ってもらえるようになるかも知れません。
オフィス家具とは分野の異なる家具サイトでも、画像一つでイメージを与えることが出来るのであれば、絶対にやるべきことです。

因みにですが、「オフィスソファー」というキーワードで調べて出てくるソファーのサイトは、
『これ、ホントに使えるのかな。?』
という気がするページが多いです。
まだまだチャンスのある分野のように思います。

ということで、ソファー専門サイトを例に取ってますが、次項もこのままソファー専門サイトを例にして続けようと思います。

コンテンツを増やした後で、、、

今度はキーワードを増やしましょう。
「ソファー」と言えば、だいたい普通の家での利用を想像されることが多いですが、事務所やら待合スペースで使うことが出来るところはあるはずです。
「待合」や「オフィス」、「事務所」やら何やら、、ソファーの利用用途を合わせて複合キーワードで検索すると沢山出てきますが、具体的に想像させられるような写真はまだ見ていません。

「ソファー」という主要キーワードに、上述のようなサブキーワードを添えたコンテンツを作ると、意外とユーザーの幅が広がるように思えます。
そして、検索エンジンからの評価も上がり易くなるように感じています。

Sphinn Japan – Webmaster Central 日本版 公式ブログ: 初心者向け Google SEO 資料

先日、上記の記事が sphinn されていました。
この google ブログの記事内にある、、
興味を持った分野の知識をさらに深める
という項目が、特定分野の関連キーワードを増やす、という作業に当たるような気がしています。
同じようなキーワードが沢山ならぶより多種多様なキーワードが適度に利用されている文章の方が、専門性のあることが多いように思います。

手前味噌で恐縮ですが、
seo対策論 – 関係キーワードをつくるSEO対策
以前、上記の記事をエントリーしました。
その記事でも、同じようなことに触れているので、ご参考に頂けると嬉しいです。

強いては新しいスタイルの提案も可能になり、人様への配慮が検索エンジンへの配慮にも繋がるところです。
そのため文章やキャッチなどは深く考える必要はあるのですが、取っ掛かりはそこまで難しいことではないように思います。

コンテンツを増やして、キーワードを増やした後で、、、

構造を考えましょう。

後は、 html やら何やらになるのですが、コンテンツ内容も同じくです。
ブログやコーポレートサイトや ec サイトでも何でもですが、小見出しがあってその内容があって、次の小見出しがあってその内容があって、、、というようなことは変わりません。

EC サイトでは、この辺の配慮が数字で如実に見えてくるので面白いところです。

締め

最近、普通に生活をしてたら関わることが少ないであろう商品を扱うサイトのご相談が多くなってきました。(有難うございます。)
ぼくがそういうサイトを見ても、何を言っていいのか分からないことが多いです。

が、逆にそんなぼくが見ても分かるサイトであれば、誰が見ても分かるサイトになりやすいように思います。
そもそも検索回数の少ないキーワードで勝負というのは分が悪いです。
であれば、関係キーワードを作ったり、引っ掛かるキーワード数も増やさないといけません。
「何をしたらいいか分からない」
ということが多いかも知れませんが、実は出来ることって沢山ありますので、是非ともチャレンジして頂きたいところです。

そんなこんなで締めさせて頂きますが、ご不明な点についてはご遠慮なくコメント下さい。

次回ネタは、「オフィス家具探しをしてて思ったこと」を書こうと思います。

では。

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