Twitterを使っての職探し
Twitter人口は有名人の参加やマスコミでの紹介によって、益々増えており、アメリカでは、職探しの場としても使われるようになって来ました。では今回はその例を幾つか紹介します。
1)インターン
アメリカでは、企業が大学生をで無給か低自給で職場体験をするインターンとして雇い、卒業後にインターン中の出来が良かった人達を正社員として雇うというパターンがよく見られます。インターンを募集する際に以前は新聞や求人サイト等に広告を出していた企業が、最近は以下の様に無料で多くの人に届けられるTwitter広告をしているのが目に付きます。これが効果的なのかどうかは分かりませんが、無料で広告できる場所を利用するということには損がないので、試す価値があると思います。
ちなみに、まだまだ多くの企業がTwitterはどういった感じで利用すればよいのか、本当に効果的なのかという事を探っている中、Twitterで見つけたインターンに企業の事をトコトン学ばせて、イメージアップの呟きを流したり、企業の事に関しての呟きをモニターするという仕事をさせているという企業も出てきています。
2)フリーの仕事
以前私が持っているサイトの1つのデザインをもっとオリジナルな物に変えたいと思っていたので、Twitterにてそれをちょこっと呟いたところ、フリーランスでデザインをしているという方達からたくさんのTwitterメッセージが入ってきました。こういった人々は幾つかキーワードを決めて、フリーの仕事を見つけるために常にTwitterの呟き探索をしているようです。フリーで成功していくには、自分から他人に積極的にアプローチしていくフットワークが必要です。Twitterでは気軽にネットワークする事が出来るので、フリーの仕事を探す場としてはとっておきかもしれません。
3)求人呟き板
Twitterを使っての掲示板、求人呟き板、が最近増えてきました。Developerの間で人気のあるものは@alldevjobs, 一般的なもので人気のあるのが@JobAngelsです。JobAngelsでは、求人広告をTwitterに載せる際に#JobAngelsのハッシュタグを加えることによって、JobAngelsの呟きに広告が流れます。あとは、まだベータ版ですが、TwitterJobSearchも注目を浴びています。他にも職種によって様々なTwitter求人板が出てきています。
不況と共に解雇が増えてきていますが、Twitterの呟きのせいで仕事を失っている人達も増えてきています。単なる呟きの場と思っていたら、上司や同僚に呟きをモニターされているかもしれません。Twitterの普及が広がっている中、これからどういった新たな使い方が出てくるのか楽しみです。
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