モバイル検索エンジンのインデックス更新スパン
3月24日、約3週間ぶりにEzgoogle(EZの公式サイトを検索するGoogle)のインデックス更新がありました。
キャッシュは21日~22日分が多いようです。
今回は、各検索エンジンの更新スパンについて触れてみたいと思います。
なかなか更新されないEzgoogle
Ezgoogleにおいて、本当に細かい順位変化は日々起きていますが、大きなインデックスの更新や順位の変化は基本的に一気におきます。(これはPCの世界にはあまりないことかもしれません)
ちなみに、前回は3月2日(キャッシュは2月26~27日がメイン)、その前は2月13日(キャッシュは2月10日~11日がメイン)でした。昨年からずっと見ていますが、おおよそ2週間or3週間のスパンで変化がおきます。昨年の夏~秋は常に2週間スパンで変化していたので、対策も立てやすかったのですが最近はそうでもなくなっています。
毎週木曜日にメニュー順位の更新と新規サイトの追加が行われます。昨年であればメニュー入り後1回目のインデックス更新(たとえそれがすぐであっても)で、ヒットし始めるケースが多かったのですが、年末~年明けにメニュー入りしたサイトは(私が見ている限り)すべて1回目のインデックスではヒットしていません。つまり、公式サイトになったはいいけれど、検索にヒットするのはおおよそ1ヶ月程度後になっているのです。検索経由の流入をあてにしているサイトでは非常に困った状況です。
また、対策を講じたはいいけれど結果が出るのが概ね2週間後。となっているのも非常に困ります。時流の検索についていけない状況になっています。どうにか改善されないかなぁと切望している次第であります。
ビッグワード以外は頻繁に更新されるimenu検索
そうしたEzGoogleに比べ、imenu検索(imodeの公式サイトを検索する独自検索エンジン)は非常に頻繁に更新がされます。施策をした場合、2~3日あとには結果が出ていると言ってよいと思います。そのため、キャンペーンコンテンツなども、Ezgoogle対策ではあらかじめ予告ページを用意しておくなどの施策を講じることが多いのですが、imenu検索向けではあらかじめ用意することなく、早期にヒットさせることが可能です。しかし、imenu検索には例外というものがあります。それは、ビッグワードです。
imenu検索のアルゴリズムには、imodeメニューカテゴリの順位が検索結果に影響をしています。その順位は月に1回しか更新されないためその後にしか順位変化をしません。しかもその順位変化も、ここ数カ月していないワードが多いように見受けられます。(メニュー順位は変わっているのに、順位が全く変化していません)ミドルワード、スモールワードは非常に頻繁に変化するのにビッグはほとんど変化しない。何か歪な感じはします。
徐々に良くなっている感じがある一般検索
Yahoo!モバイルは、必要以上にヤフーカテゴリ登録の影響度が強いためあまりインデックス更新の効果を感じませんが、一応1~2週間で更新はされているケースが多いです。Googleモバイルも以前に比べると早いタイミングで結果が出ているように感じています。こちらも大よそ1~2週間といったところでしょうか。ともに、被リンクの影響を受けやすくなったことが更新スパンを早めることにつながっているのでは?と考えています。
他の方の投稿でもありましたが、私もPC⇒モバイルのリンクはモバイルの順位に影響を与えると考えています。厳密に言うと、モバイルサイトもPCの検索にヒットするので、PC検索にヒットしているモバイルサイト(何か複雑ですね)からのリンクでも有効と考えています。そのリンク元のPCサイトにはクローラーが高頻度で来訪していたりしますので、そこからリンクされているモバイルサイトのインデックス更新も早くなる。ということがあるのでは?と考えています。(被リンクに関しての見解については次回以降に投稿させていただきます。)
最後に
個人的には、Ezgoogleの更新スパンが早まることを切に願っています。
更新による収益インパクトが非常に大きいため、
対策をして2週間待ちぼうけ。(もちろん一般検索もあるので多少は変化しますが)
という状況を早く打開していただきたいものです。