2010年はロケーションに注目

公開日:2009/12/22
執筆者:ayako

今年はTwitterやFacebook等のユーザーの増加が見られ、単なる検索の時代からソーシャルメディアの時代への流れが見られました。そのソーシャルメディアも、単なるつぶやきからロケーションを含めた行動ターゲティングを加えた形態に2010年は発展していくと私は予想しています。

その予想のメインな根拠は以下の2点:

1)Foursquareの人気

私も最近はまっているのが、位置情報系のソーシャルメディア、Foursquareです。

FourSquareは今まで有ったロケーション・サービスと似ていますが、行った場所にチェックイ ンをする度にポイントを集める事が出来、頻繁に行くロケーションではランクアップして市長とかになる事が出来ます。このFourSquareを使うことに よって、他の人に自分の場所を伝え、その近辺でお薦めの場所を教えてもらったり、友達を作ることも出来るので、ゲーム感覚で楽しめます。

チェックインのポイント制は、新しい場所を自分の近所で見つけたら5ポイント、一晩に幾つかの場所にチェックインしたら2ポイント、友達を連れて行ったら1ポイントとなっています。ちなみに私は毎日出勤する際に自分の会社にチェックインするようにしており、現在はFoursquare上では会社の市長になっていることを密かに喜んでいます。

2)GoogleとYelp

現在、GoogleがYelpを5億ドルで買収する計画があると噂されています。Yelpはローカルビジネスを掲載する大規模なレビューサイトで、この買収が実現すれば、GoogleはYelpのローカルリスティングをGoogleMapやAdMobのモバイル技術と繋げて、ローカル・ターゲティングを基にしたキーワード広告を行うことが出来ます。しかも、Googleはアンドロイド携帯の開発にも頑張っているので、ユーザーの携帯とローカルなクーポンを送信する事も可能になります。

以上の2点以外にも、様々なロケーションをベースとしたサイトが見られる此の頃。まだまだ現実には企業・一般消費者のソーシャルメディアの活用はあまり進んでいませんが、ソーシャルメディア・マーケティングの成功事例は世界中で数多く見られているので、消費者及び広告主にきちんと安心して理解してもらえるのソーシャルメディア・マーケティング戦略を各企業に検討してもらって頑張って欲しいところです。

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