LPOに潜む大きな欠点

公開日:2009/11/27
執筆者:田島 直樹

2009年も残すところあと1ヶ月となってきました。

年末大売り出しののぼり旗に引かれてついついいろんなお店に入ってしまいます

さて今回は最新のLPO対策を紹介します!
という記事ではありません。

又、LPO対策で使えるテクニックを
紹介する記事でもありません。

LPO対策に潜む大きな欠点についての記事です。

LPO対策の重要性はマーケティング記事やセミナーなどでも多く取り上げ
られているのでここでは省略させていただきます。

早速本題に入りたいと思いますが、

何かLPO対策をしていますか?

目立つところにフォームボタン?

月額●●円の自動ツール?

初期費用●●円のLPOコンサル?

LPO対策といえば、収益にながるコンバージョン数(率)を高める対策ですが、
実際のところは、
コンバージョン数は上がったものの、売り上げが横ばいとなっているサイト様
も多いのではないでしょうか?

私もLPO対策についてのご提案をさせていただいている身ではありますが、
上記のような、
目立つところにフォームボタンや、
往年のホバーウィンドウを思い出させてくれるクエリー連動型LPOツール
だけでは、そこまでの大幅なコンバージョン率の伸びを期待するのは難しいと
考えています。

又、上記のLPO対策を行う上での欠点もあります。

システム・WEB制作やSEMなどのBtoB向けサービスサイトに多いのですが、
上記の対策のほとんどは、「問い合わせさせる事」がメインとなってしまい、
結果的に問い合わせ数などは増えますが売り上げにはつながらなかったりする
事も多かったりします。

理由は簡単で、「とりあえず問い合わせしてみる」という流れになりやすいのです。

サイト内の文言を全て見て問い合わせしてくるユーザーと、
とりあえず問い合わせするユーザーでは受注につながる割合も大きく異なりますよね。

CMや雑誌で取り上げられているようなサービス(商品)であれば、
すでにサービス(商品)情報などを知っているので、
「とりあえずの問い合わせ」でも良いかとは
思いますが、一般的なサイトでは・・・

つまり、
問い合わせをさせるだけのLPO対策では、一見問い合わせ数は多くなりますが、
結果的に「とりあえず問い合わせをしてみる」というユーザーばかりが増え、
売り上げまでにはつながらない事が非常に多くなってしまいます。

そういった「とりあえず問い合わせ」ユーザーにメールを返すだけでも人は動くので、
結果的にはマイナス方向に傾く事にもなってきます。

ここまで記載すると、売り上げにつながるLPO対策は何が重要なのか!?
と思われますが、
一番大事なのは、サイト(ページ)内容です。
さらにいうとそのページの文章の内容です。

この文章の書き方次第で、売り上げにつながる問い合わせ数を
大幅に増やす事が可能となります。

インフォプレナーや情報商材の営業レターを書いた事がある人なら、
文章の重要性を熟知していると思います。

LPO対策を行う上で、ページ内の文章の見直しはしていますか?

文章を見ないで、バナーや配置だけでLPO対策をしていませんか?

WEB制作の現場では、サイト内の文言はお客さんから送られてきた
文章をほぼそのまま流し込みしているのがほとんどです。

つまり素人が作った文章で作りあげられているのです。

バナーやデザインテイストは良く変更するのに、
文章ってほとんど変更しませんよね・・・

何故なんでしょうか?

そろそろ文章も見直すLPO対策、やってみませんか?

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