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SEOは基本の知識や情報だけではなく、施工するヒトは考え方も新しくもっている必要があります。今回は、上位表示とペナルティと有料のSEOについて考えました。

特定のキーワードの上位表示はムダ？

1位になれば集客力はスゴイ

そう言われる営業のお電話は多いのですけど「1日何人くらいですか？」と聞い ても答えてくれません。「2位だったら何人ですか？」と聞いても答えられないはずです。わからないから答えられないのですが、私にもわかりません。

なぜ上位になった方がイイのか、数値で答えられないものに費用を払えるのはホ ントにお金があまってる企業さんだけだと思います。私の会社だったら100％の確率で却下されます。

アクセス解析がSEOには重要

私がキーワードを探すときに必ず見るデータが、Webサイトのアクセス解析です。 この中で埋もれているキーワードから、上位表示をねらうものを月間検索ボリュー ムとあわせて抽出して、10種類以上のピックアップからオーナーさんと相談します。

はじめからビッグキーワードをねらえるサイトもありますけど、そんなWebサイトは、はじめから20～30位以内に入っています。そのキーワードがアクセス数につながるのかは月間検索ボリュームよりも実際のアクセス数で試算できたほうが、より正確ですよね。20位で1日平均10くらいのアクセスがあったら、1位になるとケタが1つ変わります。

【要点】どんなキーワードで集客できるかわかっていないなら決めても無駄

ペナルティで売上「激減」はホント？

Yahoo!のペナルティで大変

検索結果で連続1位になってアクセスが増えると集客数は増えます。だからと言って売上が激増するとはかぎりません。ランディングページや導線が大きく関わりますし、 本当に1位になれるくらいの内容でなければ、売上には直結しにくいものです。

上位表示から圏外になってしまった、10位以下になってしまったら、今の内にWeb サイトのレイアウトを考えて効果測定をしてみたり、見ているヒトが少ない時がチャンスと思いましょう。

運でのご商売はいけません

Googleはスパムに利用されないようなSEOの情報は公開されますけど、Yahoo!は SEOに関する情報はほとんど公開されません。何を根拠にそうしてるのかを考えることもビジネスの基本です。

なぜ上位に表示されたのかわからないのでしたら、運が良かった、ボーナス と思って、実績や計画にはしないほうが安全です。実力で1位になったのでした ら、落ちたときに責任をとらなければいけませんよね。

【要点】ペナルティだと思ったら運が悪いだけで実力ではありません

有料のSEO（対策）って何をしてるの？

被リンクをたくさんします

オンラインだけで「SEO対策」をする場合は、最低限やるべき「タイトルの付け方」や「アンカーテキスト」を教えてくれるほかに、どこからかわからないリンクをたくさんはって頂けます。

私は別の実験をしていますけど、ホントに被リンクとして効果があるのは、発リンク （リンク元）のWebサイトにも被リンクが多かったり、そういうWebサイトが独自ドメインだった時、コンテンツの濃さや関連性が重要だって感じていま す。※ココは仮説です

点ではなくって面で見よう

被リンクだけでSEO（対策）ができるサイトオーナーさんなら、他のことはご自身でできるっていうことなので、被リンクも増やせるはずです。リンクされることはとっても重要ですけど後から発生する点でしかなくって、それを他の要素と線にして面にできることが、評価の高いWebサイトをつくることになります。

どうしても、被リンクされることだけは自社ではできなくって、ほかのことは全部やっているのならイイかも知れませんけど、ほかのことが全部できていたらブログやサテライトをつくりましょう。そこに被リンクが集まれば、コンテンツの濃い関連性のある被リンクになります。

【要点】被リンクはSEOの要素の一部、先にすることは他にもあるはず

私がWeb制作の現場でお話をしていて、気付いたことをカンタンにまとめました。

• 被リンクで上位表示のSEO
• アクセスアップの情報商材
• 専門コンサルタントがつく

私は3番目になるのですけど、この方法をよく考えずに実行すると費用がものスゴくかかります。社内と個人に関係なくって、ECサイトやアフィリエイトも同じ です。何でも自社（現場のひとたち）でやってみて、分析したあとに「ここがたりない、 できない、もっと効果を出したい！」ってわかった時に、買ったり依頼をした方が良いと思います。私は逆から見ていますので、ときどきそんなことを考えます。

失敗してしまう、たったひとつの今考えたフレーズです。

「はやく楽をしてお金をもうけるためにお金を払う」

ホントにその「SEOタイサク」は必要ですか？