最近の「Webマーケティング」セミナーというのは

公開日:2009/9/30
執筆者:pepe

Webマーケティングセミナー参加

9月8日に開催された「ビジネスを成功に導くWebマーケティング」と銘打たれたセミナーに参加させてもらいました。

動悸としては単純に時間がとれたということと、
一番は無料というところです。

しかし、色々な所でもよく耳にする話ではあるのですが、
この「無料セミナー」というものは「無料」というだけあって内容の薄い、
それこそスポンサー企業のコマーシャル的なものとなってしまっているのも事実です。

現にこのセミナーも例外ではありませんでした。

講演を行う側もやるからにはタダではないでしょうし、
少なくともやったからにはそれなりの成果や効果といったものが出せないと
やる意味がないと思います。

しかも、このセミナーテーマが「マーケティング」という名のものであるのだから
尚更ではないでしょうか?

マーケティング活動が成功していない企業、人に、
誰がマーケティングを習うべきことがあるのでしょうか?

こういったことを考えますと今回のこのセミナー内容は、
その合格ラインとなるボーダーに届いていない企業が大多数だったように思えます。

その中においても「まあ、聞けるな。」と思わせてくれたのは、
GMOソリューションパートナーの「EFOツールを利用したコンバージョン率を向上させる」
という内容のものです。

もちろん時間の尺も限られていますし、
完全にパッケージ化された商品のプレゼンテーションではあったのですが、
実績データの多さと、資料の完成度の高さはさすがだなと思わせるものがありました。

これがなかったとしたら、参加した自分への自戒の念で、
そうとう落ち込んでいたに違いありません。

セミナー参加のもう一つの理由

また、今回のセミナーに参加させてもらったのには、
もう一つ僕の中で重大なミッションがあったのです。

それは、アイレップの渡辺隆広さんを生で見るというものですw

僕がSEOというものに出会った当初から、業界でカリスマ的な立場におられた渡辺さんを、
一度ミーハーながら直接眼で見て、耳でお話を聞いてみたいと常々思っていたのです。

この凄く個人的な目標を達成できただけでも自分を納得させることが出来たので、
少なくとも他の参加者の方よりは、参加して良かったと思わないと罰があたりそうですね。

しかし、もしアイレップが、渡辺さんを何時までもミッキーマウス的な存在として
扱えていると考えているのであれば、

「それはお門違いですよ。」

というように提言をさせていただきたいと思います。

それでも、僕の様な人間はいるのでしょうから、
そういった人間を呼ぶことが目的とするのであれば正解なのかもしれませんが、
もし新規顧客を開拓することが目的だったとするのであれば0点の施策ですよね。

だって、僕の様な輩は絶対にアイレップの顧客になったりしないですから。

まとめ

さて、セミナーと一口で言っても「開催すること」が目的ではなく、
「目的を達成するその手段としてセミナーを開催する」という大前提を
もう一度、考え直すべきものが多いのではないでしょうか?

本当にそのセミナーを開催することで、目的を達成できるのですか?

また、セミナーに参加する側にも注意すべき点があります。

自戒の念を込めて言うのですが、

参加するセミナーによってあなたの問題は改善がなされますか?

そのセミナーに参加することで何を得ようとしていますか?

こういった自問自答の末、勝ち残ったセミナーに参加をするべきです。

セミナー参加がたとえ無料だとしても、
参加するあなたの時間、人件費が無駄に終わる可能性もあるのですから。

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