マーケティング業界も揺るがす衆議院選挙
来る衆議院選挙
いよいよ8月30日に衆議院選挙が執り行われますね!
僕は過去にないくらい今回の選挙に悩んでおります。
それというのもご存知とは思われますが、今回の選挙では政権が交代するかもしれないからです。
正直申し上げて僕は20代半ばくらいまで、それほど政治というものに興味を持てずにいました。
理解するには難しいテーマだし、情報量がハンパではないし、そして直接的に自分に関連があるとはどうしても思えなかったからです。
今にして思えば、僕の見聞の狭さによるものとハッキリと理解しているのですが、ここ数年は政治が自分に及ぼす効果というものがかなり大きいという認識が強まっておりますし、歳をとったせいなのか、政治報道が面白いとさえ思うように変わりました。
僕個人にとっても大きな変革をもたらすわけですから、これが企業レベルであればその効果がどれほど甚大なのか?これは企業の存続を揺るがしかねないものとなるのではないでしょうか?
つまり、自民党と民主党のどちらが政権をとるかによって、企業ひいてはサービスに影響が出るということです。
もちろん双方のマニフェストが100%実行されるとは限りません。ですが、達成率がいくつであろうと、明記されているものに関してまったくの手付かずということはありえないと思います。
そうなってくると、ある企業には有利な内容でも、別の企業には不利益な内容のものもあるということになります。
ちょっと例を挙げますと、民主党がマニフェストに、「放送業界や通信業界への国家権力の介入をさせない。」というようなものがあります。
個人的には、押せ押せドンドンといった印象なのですが、今までの流れを180度変えていくような大変動なので、様々な無理が生じるのではないかと想定してしまいます。
この「様々な無理」というものが、今日においてはもっとも弱い消費者に跳ね返るというケースがひじょうに多いので懸念しているのです。
かといって何のアクションも起こさないのも、事なかれ主義であまりにも消極的過ぎるとも思ってしまいます。
これはたった一つの例でしかありませんが、たった一つでもこれだけの悩みの要因になるということは、大きい視点で捉えるとどれだけのインパクトがあるのか?ということを考えた時に恐ろしいとさえ感じてしまうのです。
誰もが、そしてどの企業・サービスもが、この大きな渦に飲まれるのは必死で、我々が身を置いているマーケティングの世界においてもモチロン例外ではないはずです。
最も避けなければいけないことは「無関心」だと思うので、よく見、よく聴き、よく考えて、日本の今後を決める選挙に臨みましょう!
■Google「未来を選ぼう 衆院選2009」
http://www.google.co.jp/intl/ja/landing/senkyo2009/index.html