知名度的要因 オーソリティ編

公開日:2009/8/14
執筆者:清水 隼斗

いつもお世話になっております。
清水です。

今回は一般的に言われるオーソリティというモノについて、考えていることを書きたいと思います。

「オーソリティのあるサイト」って何?

オーソリティの意味は権威という意味です。
「権威あるサイト」として読むと一番しっくりくるというところでしょうか。

特定の業種に特化した情報を掲載していて、尚且つユーザーに信頼されていてとても有名なサイトのことを、「オーソリティのあるサイト」としてぼくは考えています。
html 関係のサイトならば w3c のサイトであったり、ブラウザであれば ie や firefox や opera などなどのサイトであったり、動画関係であれば youtube であったりニコニコ動画であったり、兎角、業種によってオーソリティというモノが存在するため、「オーソリティのあるサイト」というのは、たくさんあるわけです。

「オーソリティ」というモノは、目に見えない指標を元にして言っているのが一般的なことだと思いますが、ぼくは概念だけのお話ではないと思っています。
google はこの「オーソリティ」というモノを計測して、それをページランクであったり、検索順位に影響させている部分があるように考えています。

オーソリティの正体

オーソリティの正体とは「異なるカテゴライズに属する被リンクの数」と「特定キーワードで検索した時に表示される誘導先への誘導回数」だと考えています。

異なるカテゴライズに属する外部リンクの数

例えば、ごく普通の日記系ブログやコーポレートサイトに sphinn japan のリンクが貼られていたとします。
これは明らかにカテゴリの異なるサイトからのリンクになる可能性が高いです。
w3c のバナーは沢山のサイトに貼られていると思うのですが、 html についての記事を専門的に取り扱っているサイトはほとんどないと思います。

こういう場合、異常な数の外部リンクが出来、尚且つ異なるカテゴリサイトからのリンクになるわけです。
これこそが一番、指標にしやすいオーソリティチェックのように思えます。

特定キーワードで検索した時に表示される誘導先への誘導回数

例えば、 mixi なんかが当てはまるように思います。
mixi の場合、ログインしなければ入れないページが多いだけで非会員で閲覧できるページ数は高が知れてます。
mixi はいつしかグループリンクが出なくなりましたが、それでもだいぶ前まではグループリンクが出てました。
mixi を検索するとき大概「 mixi 」で打ち込むと思います。
打ち間違いもあるだろうけど、兎角、そのような打ち方になると思います。
そのため、「 mixi 」というサイトにオーソリティが出てくるんだと思います。

その他思い当たるサイトは沢山あるのですが、いずれも似ているケースです。
ただ、厳密に検索回数を計測したわけではなく、また、その誘導率も調べたわけではないので明言出来ないところですが、そのように思っています。

オーソリティと検索順位の関係

関係はあると思うのですが、直接的に関係のあることではないと思っています。
キーワードの設定が出来ていなければ狙うべくキーワードで上がりません。

bing や twitter が最初の頃、サイト名で検索しても上位に表示されなかったことがいい例のような気がします。
その他、 dell のプロダクトサイトもですね。

ただ、今はもうサイト名でキッチリ引っかかるようになっています。
なので、何らかトリガーを引いてブランドとして認知した時に上位に表示されることはあると思うのですが、通常のサイト運営になんらか影響するほど、検索順位に関係のあることではないと思っています。

締め

オーソリティを気にしてサイト運営をしても仕方がないことだと思っています。
それと、オーソリティのあるサイトはかなりコンテンツがしっかりしています。
というより、人が集まりやすいコンテンツになっています。

つまるところ「コンテンツ作り」、若しくは「人集め」がオーソリティの肝なのかも知れません。
それこそがサイト運営の中で一番難しいことなのですが。^^;

さて、

特にオチのある話ではなくて恐縮なのですが、オーソリティについて何らか考えられている方の参考になれば幸いです。

因みにですが、この見解は誰に聞いたわけでもありません。
個人的な見解ですので、本記事のご意見・ご感想は、私個人にご連絡、若しくはコメントを頂けたらと思います。
なので、この記事の内容を引用して何があったとしても責任は負いかねますので、何卒宜しくお願い致します。

では。

この記事が良かったと思ったらSphinn Japanへ投稿/投票お願いします。

この記事へのコメント

コメントはまだありません »
Leave a comment