グーグルボイス、試してみました
米グーグル社は現在招待のみでグーグルボイスをプレビュー公開していますが、やっと先週招待が来たので早速試してみました。現在はアメリカでしか利用できないようですが、セットアップは次の様なステップとなっていました。
1.自分の住んでいる地域の郵便番号及び/又は言葉を入れる
2.郵便番号を入れたところ、選べる電話番号がたくさん出てきました。気に入った番号を選んだ後、ボイスメール(留守番電話)にアクセスする為の暗証番号を選び、グーグルの使用規約に同意。
3.グーグルボイスの番号に電話が来た際、自宅、勤務先、携帯電話等どの番号を呼び出すか設定。
4.登録した転送先の電話番号に確認の電話が入り、送られてきたセキュリティーコードをエンター。
5.グーグルボイスのセットアップ終了!
セットアップ後使ってみましたが、これはかなり便利なツールです。日本にかけるのはアメリカから1分3セントで、アメリカ国内同士では無料。Skypeと異なりグーグルボイスはPCのアクセス無しで使え、しかもどの通信機器でも使えるのでかなり便利です。しかも、伝言メッセージがテキスト化されるという機能は役に立ちます。
アメリカではAT&TがiPhoneの独占販売契約を持っていますが、このグーグルボイスはAT&Tにとっては強敵。その結果、Blackberry はグーグルボイスのアプリケーションを承認しましたが、AT&TはGoogleが審査を依頼していたGoogle Voiceアプリケーションを今月拒絶。ビジネスモデルとしては国際電話賃で儲けるほか、電話で数秒程の広告を聞かされるのかななんて思っています。いつでも電話に追いかけられるというのもどうかと思いますが、いつも様々なイノベーションを見せてくれるGoogle。これからどの様な感じでこのグーグルボイスの利用法が発展していくのか楽しみです。