Twitterって本当にマーケティングに使えるの?

公開日:2009/4/20
執筆者:sugane

日本でも利用者の増えてきたTwitterですが、マーケティングに利用しているビジネスはまだまだ少ないようです。

Twitterがマーケティングに使えるのかどうか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

Twitterのマーケティングと、ブログやメールのマーケティングとで大きく違う点が一つあります。

それは、ブログやメールのマーケティングは『具体的なメッセージ』を読者に伝えるのに適しているのに対して、Twitterは『イメージ』や、『ブランド』を確立するのに適している点です。

Twitterはビルの上の広告と同じ

車で走っていると、ビルの屋上や、壁面にある広告がなんとなく目に留まります。電車に乗っていても、線路沿いの広告に目が行きます。

「なんとなく」眺めている広告でも、キャッチーなコピーは記憶に残りますし、具体的に憶えてなくても、なんとなく商品イメージが記憶に残ったりします。これらの広告は具体的なメッセージを伝えるよりも、商品や企業を世間に広く『認知』してもらうのに有効です。

Twitterもこれに似ています。

知っている人のつぶやきが流れてくると、『おっ』って思う。

TwitterでTwhirlTweetdeckのようなアプリケーションを使ってると、自分がフォローしている人のつぶやきがどんどん流れてきます。

ぼくは今1000人以上フォローしている人がいるので、もちろん全員は認識していませんが、知っている人のつぶやきや、よく見るアイコンが流れてくると、『おっ』って思います。別にだからどうというわけでもないのですが、そうやってすこしづつ『認識』するフォローが増えていきます。

マーケッターの視点でいえば、フォローしてくれている人に『おっ』って思われる、『認識』してもらえるというのは、高速道路や線路沿いの建物に広告を出すのと同じ効果があると思います。

そのためにやるべき事は非常に単純です。
1.フォローしてくれる人を増やす。
2.覚えやすいアイコン。
3.定期的につぶやく。

この3つです。覚えやすいアイコンは『認知』を促すのに有効ですし、定期的につぶやくのは露出を増やすことになるので重要です。

しかしなによりもまずは、フォローしてくれる人を増やさないと先に進みません。

フォローをしいてくれる人を増やす方法

フォローしてくる人を増やす方法はいろいろあると思いますが、特に効果的なものを幾つか紹介します。

1.「フォローしている」の人数が「されてる」の人数と同数か、それ以上の人をフォローする:フォローしている数がされてる数と同数か、それ以上の場合、そのユーザーはフォローを積極的にしている、もしくはフォローされたら、フォロー返しをほぼ100%している可能性が高いです。こういうユーザーをまずこちらからひたすらフォローしていくことで、フォローしてくれる人の数を増やすことが出来ます。これが一番効果的で、即効性があります。

2.@機能をつかって会話をする:Twitterの@機能がDM(Twitterのダイレクトメール機能)と違うのは、@機能のメッセージはほかのユーザーも見ているということです。1万人のユーザーからフォローされている人が自分宛に@機能でつぶやきをしてくれると、1万人のユーザーの目に自分のアカウントが見てもらえる可能性があります。(もちろんつぶやきはどんどん流れていくので、実際に見る人数はずっと少ないですが。)露出が増える分、フォローしてもらえる可能性も高くなるということです。

3.フォローし直す:これはちょっと裏技的な感じです。まずだれかをフォローすると、その人の「フォローされてる」のページの一番上に自分が表示されます。その後、その人を新たにフォローする人が増えるにつれ自分のアイコンは2ページ目、3ページ目と後方に追いやられていきます。一度フォローを解除して、もう一度フォローしなおすと、またその人の「フォローされている」ページの一番上に自分のアイコンが登場します。なぜこれをするかというと、「誰かフォローしようかなぁ」とフォローする相手を探している人は、誰かがフォローしている人や、フォローされている人のなかから面白そうな人をピックアップしてフォローすることが良くあるからです。その場合、2ページ目以降に自分がいるよりも、一ページ目の上の方にいるほうがフォローされる確立は断然高くなります。とくにアクセスの多いTwitterヘビーユーザーをフォローした直後は、自分へのフォローが増加しますが、これはそのためです。多くのユーザーに訪問されているヘビーユーザーをフォローし直すとやはり、自分へのフォローが増加します。

4.「フォローして」って言う:これは単純なことですが、効果があります。フォローしたくても、「知らない人だしいきなりフォローしたらまずいかな?」と躊躇している人はいるはずです。なので、ブログなどで自分のTwitterアカウントを公開するときは、「フォローして」とはっきり意思表示をするほうが効果的です。

アメリカのラジオ番組ではTwitterでお便りを募集している

上記のように、Twitterのマーケティング効果とは、より多くの人に、なんとなく認識してもらうことです。

「認識してもらう」ということは、企業や商品のマーケティングの第一歩ですから非常に重要なことです。

それには、フォローしてくれる人を増やして、ひたすらつぶやきを配信すること。そうすることで露出が増え、結果、世間の認知度が上がります。

最近、サテライトラジオのCosmo Radioというのをちょくちょく聴いてるんですが、このラジオ番組では番組中のお便り募集をメールでなくTwitterで募集していました。

EメールやFAXの場合、メッセージは送信者と受信者の目にしかとまりませんが、Twitterの@機能で募集すると、送信者をフォローしている人の目にもメッセージが読まれます。そのラジオ番組を聴かずにTwitterをしている人が「ん?Cosmo Radio?」と認識してもらう機会が生まれます。マーケティング効果は高いと思います。

この記事が良かったと思ったらSphinn Japanへ投稿/投票お願いします。

この記事へのコメント

4 Comments »
    Comment by 綾子
    2009/4/26@10:12 AM

    Twitterはマーケティングには欠かせない道具だと思います。Twitterでは誰でもアカウントを作ることが出来、しかも身分証明のようなものが必要ないので、ブランドをハイジャックしてしまうことが可能となります。それを防ぎブランドのポジティブなイメージを保つために、もし興味がなくても、全てのビジネスオーナーや個人はアカウントを作っておくべきです。
    私は個人的には数より質を求めているので、あまりフォロワーの数を増やす努力はしていませんが、それは個人の好みという感じでしょうか。

    Comment by sugane
    2009/4/26@2:47 PM

    >Twitterはマーケティングには欠かせない道具だと思います。

    「Marketing Tools」という言い方をよくしますが、TwitterもSEOもAdwordsもみんな『道具』なわけで、どれだけ多くの道具をもっているか、どれだけ多くの道具を使いこなせるか、それらの道具をどのように使うか、ということが非常に大切だと思います。

    そういう意味で「フォロワーの数」というのは「どのように使うか」にあたる部分で、これはマーケッターによって、またはマーケティングの対象によって、異なる部分でしょうね。

    Comment by 課長007
    2009/5/6@3:18 PM

    企業にとって、ホームページがスーツ、ブログがビジネスカジュアルだとしたら、Twitterは普段着って感じがします。

    Comment by sugane
    2009/5/7@2:44 AM

    >課長007、
    いいたとえですね。
    それぞれのメディアの役割や目的を、市場や企業のスタイルに合わせて明確にしておくのはとても重要なことだと思います。

Leave a comment