ソーシャルメディアマーケティングとは何か?
はじめまして。本日からSphinn Japanのブログで記事を書かせていただくことになりましたサイトエンジン株式会社の毛塚と申します。
ソーシャルメディアマーケティングのブログ経由でブログにお誘いいただいたので、最初はソーシャルメディアマーケティングの紹介をします。
ソーシャルメディアマーケティング(長いので以下”SMM”と略します)とは、そのままですがマーケティングにソーシャルメディアを使うことを指します。
あくまでもソーシャルメディアは補助的なツールとして、状況にあっていれば使うというだけであって、ソーシャルメディアありきでマーケティングの戦略を考えないように注意したほうがよいと思います。そもそもターゲット層がソーシャルメディア使っていない場合はSMMは選択肢から外れます。
私はSMMは主に2つの要素から成り立っていると考えています。
ユーザーとのコミュニケーションと、コンテンツを広がりやすくすることの2点です。
ユーザーとのコミュニケーションでは、コミュニティに参加してそこに貢献することで認知度を高めていき、ユーザーにとっての問題解決につながりそうな場合にのみ自社のコンテンツやサービスを紹介するようにします。いきなり自社の商品やサービスをアピールするのはやめましょう。
ソーシャルメディアで知り合いを作るところからはじめます。また、適切な対象を選ばないとあまり意味がありません。
すぐに効果が見えるものではありませんので、かなり長期的なスパンで行う必要があります。ターゲット層が使っているコミュニティを探して、積極的にそこに参加するようにしてください。
次にコンテンツを広がりやすくする方法についてですが、まず多くの人が言及したくなるような良質なコンテンツを作ることが大切です。
ユーザーとのコミュニケーションや、似たテーマで人気になっているサイトなどを参考にしてコンテンツを考えます。
よいコンテンツを作ったら、それが広がりやすいようにサイトを作る必要があります。
少し前までSMO(ソーシャルメディア最適化)としてよくブログなどで説明されていましたので興味がある方は調べてみるといいと思います。
以下のような方法があります。
・リンクをしやすい構成にする(タグ付け、パーマリンクなど)
・複数のデータ形式でコンテンツを提供する(動画、PDF、スライド、XMLなど)
・参加や言及するに対してインセンティブを与える(コメントのno follow外す、アクセス元ランキングなど)
以上2つに分けて説明しましたが、現状だとどちらかというと後者の広がりやすいコンテンツを作って一気に広告キャンペーンを使って広めるという手法が多いようです。
次回以降は具体的なソーシャルメディアキャンペーンの設計方法や事例などを紹介していこうと思います。